ビジョンケアを語る
理事 中野照 マルマンオプティカル(株)顧問
快適なかけ心地のフレームの条件は、軽くて、ずり落ちにくくバランスがとれていること。加えて、丈夫で長持ちであること。さらに、アレルギーの少ない表面処理やフィッティングしやすい部品、繰り返し使われるのに耐えうる蝶番など、こんなに小さなフレームに、実に多くの工夫と高い技術が盛り込まれています。そして、その一つ一つが眼鏡販売のプロである小売店さんからのアドバイスやお店のお客様の声をヒントに生まれたものなのです。
私たちフレームメーカーが、今よりもっと優れたフレームを開発して行くためには、これからも小売店さんやお客様の声に耳を傾けていかなければいけないし、レンズメーカーさんをはじめ、眼鏡業者の皆さんと「真に良いメガネ」のために、情報交換や連携を強くしていかなければならないでしょう。
そして、自信をもって作り上げたフレームを、もっと多くのみなさまに知っていただくのが私どもの願いであり、快適なかけ心地を実感していただくことが、ビジョンケアの大切な仕事のひとつと考えています。